スタミナアンドスタミナ

まぁいつもどおり、バイトしてたわけですが、バイトが終わり店を閉め、帰ろうとすると声をかけられました。

よくうちの店の前にいる「おにいさんマッサージいかが?」の人達ではなく、ちゃんと俺の名前を呼んでいます。

しかも男の声でした。

どこから声が聞こえるのかと探すと、どうやら店の前に停まっている車からでした。

よく見ると何のことはないバイトの先輩でした。


先輩は「スタドン食いにいくぞ」といって車の中に俺を拉致りました。


俺はわけもわからないまま、車に押し込まれ、知らない道をひた走り、気づくと


国分寺にいました


まぁその間俺のようにバイトを何人か拾っていったりしましたが。

誰も超深夜なのに断らないのが俺は不思議でしょうがなかったです。

なにせ深夜2時です。

しかも俺も含め明日6時、7時起きのヤツばかりでした。


国分寺についてようやく思考がはっきりして、思いました。


スタドンってなに!?


先輩に聞くと「スタドン知らない?はは〜」だそうです。


まったくわからんがね!!


と思ってると、一軒の店の前についていました。

ここに来てわかります。


ああ、スタミナ丼ね


……って今深夜3時ですが!!


店の感じ的に結構有名なお店のようでした。

スタ丼は550円とそれなりに安価で、のわりにすげー量でした。

それに卵と味噌汁がついておりました。


一口食べて思いました。


うまい




昼間食えば!!


まぁ夜食っても普通にうまかったですが、先輩が誘うのも無理ないなと思いました。

でもね、先輩。あなたは明日も昼から仕事行けばいいかもしれないですが、



俺明日から学校なんですよ(怒