土曜日

彼は考えていた。

この道は右に続く道か?左に続く道か?

2つのゴールがあるのだからどこかで道が分かれているのだろうか?

それともどちらか一方に勝手につながっているのだろうか?


そこで彼はふと思う。

そう、思いついたのだ。

進めばいいんだ。

そう、この道はまっすぐなのだから。


臆す必要がどこにあろうか?

たとえ道が分かれてもきっとどこかでまたつながる。


あの目的地は終わりではない。

始まりだ。


そして彼は歩き出す。

あの得意なニヤリとした笑みを浮かべて。




もう一度言おう。





これは終わりではない。





始まりだ。





きっといつかまた。どこかで。そう信じて。

6/30 タコハチ























DEES










完結祭












〜俺たちは最初からクライマックスだ祭〜














タコハチの日記














完。