早寝

昨日はリアルに早く寝ました。
迫ってくる現実のあらゆるものから逃げるように寝ました。

逃げられませんでした。

それどころか、やつは俺がまるで童話うさぎとかめで、余裕かまして寝てしまううさぎが、亀に抜かれてしまったように、すごい速度で迫ってきていました。

しかし童話と違いやつは俺を追い抜かず、俺のすぐ後ろにたたずみ、微笑んでいるのです。

ここまで来てしまってはもう逃げようがありません。
もともと持っているスピードはやつのほうが上なのですから……

これからバイトです。

あぁそれどころじゃない!!