白紙の日。


起きた。


頭が痛い。


時計は見なかったが、感覚的にわかる。


寝過ごした。


まずい、すぐに着替えて出勤せねば。


そして気づく、ああ今日は土曜だ。


いや待て、今日はバイトがあるのではないか?


そしてまた思い出す。昨日見た。手帳は白紙だった。


ということは・・・つまり・・・暇だ。


そこでようやく時計を見る。


一時か・・・まあ昨日寝たのは五時半だ。上出来と言うべきだろう。


とりあえず、家族の昼飯に紛れ飯を食う。


やることもないので散歩にでも行こうと思い外にでる。


そういえばまだ買っていなかった。


そしてこれを買う。


supernova / カルマ

supernova / カルマ


しかし他にひかれるものもないので、早々に帰宅。


しょうがない本でも読むか。


買いはしたが読み終わっていない本なら山ほどある。


適当に取り出し読み始める。


ちなみにこれだった。


すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)


ずいぶん前に買ったものだ。


理由は簡単、主人公と自分に共通点があったから。


理系で工学部で弓道部でとまあいろいろあったので買ってみたのだ。


読み終わった感想はおもしろかった。


なぜ前に読み終えなかったのか不思議に思う。


まあいつもそんなもんだ。


物事を続けられるシステムは俺の中にはないらしい。


はぁ〜そんなふうにため息をついて、気づくとこの時間になっていた。


まあ三日坊主もそうだが、悪いところは多少あったほうが、生きていくうえではおもしろい。



でもねえ俺・・・最近悪いところ多すぎるよ