お前もうクビだ!!

算数、数学、聞くだけで頭が痛くなる人もいることだろう。何のためにやるんだよこんなの?と嘆きながら、勉強した人も多いことだろう。
しかし、実際の社会基本的な算数もできずにいると、困ることが多い。
しかもそれがレジのような仕事であったらなおさらだ…。

今日買い物をした。何を買ったかはもう恥ずかしくてとてもじゃないが言えない…わけではないが、そこはふれないことにして、とりあえず値段は347円だった。
レジにいたのはれいによって、おばちゃんだった。おばちゃんはバーコードをピッと読み込むという現代の進化した技術を駆使し
「347円になります。」と言ってきた。
細かいお金がなかったので、五百円玉で払った。
「500円お預かりします・・・」とまあマニュアルどうりであろう対応をし、おつりを渡してきた。
すぐに次の人に譲るためどこうとしたが、なにかおかしいことに気づく。
おつりに5円玉が入ってる。
347円で500円出したからおつりは153円のはずだ!!
数えてみると157円あった。まあ普通におばちゃんが渡し間違えたんだろうと思い、
「すいません、これ157円じゃなくて3円じゃないですか?」と優しく教えてあげた。
まぁ多いからそのままもらってもよかったわけだが、のちのちおつりが合わないことで店長か誰かにおばちゃんがせめられてもかわいそうなので、言ってやったわけだ。
普通はこれですむはずだが、このおばちゃん普通じゃなかった。
おばちゃんは少しびっくりした顔をし、
「あっ失礼しました。」と言い(ここまではいい)そしてなんと
160円渡してきた。
はぁ!?(;° ロ°)
一瞬俺のほうがとまどう…どうやらおばちゃんは俺が最後に言った3円というのを3円足りないと勘違いしたらしい。
「いや、あの347円だから153円のおつりじゃないんですか?」
戸惑いながらも今度はすげー丁寧に教えてやった。
が、おばちゃんは俺が相当信用できない人に見えるのかなんと電卓持ち出して計算し始めた。
おい、おばちゃん!!俺そんなに悪い人に見えますか?てかそこ見て、そうそこのレジのとこ、ほらパネルに釣り153円ってばっちり書いてあるじゃん!!!!ほらレシートにも!!あんた数学避けてきたろ!?てかもはや数学うんぬんの話じゃなくて、文字読めんのかい!!
とメッチャツッコミたかったが、こらえ、ようやくちゃんとした釣りをもらった。
あ〜あ時間無駄にした。



そういえばこんな話を聞いたことがある。
ある人が777円の買い物をして1000札で払った。すると店員はバーコード読み込むまえにすぐさま
「333円のおつりです。」といっておつりを渡してきたのである。客はびっくりした顔をした、しかしそれを見た店員は自分の計算力の速さに驚いたと勘違いし自信満々で333円渡してきたという。客はその店員があまりに自信満々だったので、そのまま笑っておつりを受け取り去っていった。
という話だ。客が驚いた顔をしたのはもちろん計算の速さに驚いたからではない。こいつの馬鹿さに驚いたからだ!
笑って去っていったのももちろん得をしたからだ。こういう幸せな馬鹿もいるものだ。

やっぱり、小学生の学力低下がどうとかの前に大人を見直すべきなんだなぁ。